J1百年構想リーグ第4節、ホームで今季2戦目を戦ったファジアーノ岡山は名古屋グランパスをPK戦の末に破って、今季初勝利をあげました。

今季初めてGKにレナート・モーザーが入り、3バックの真ん中に田上が帰ってきました。DF陣は右に立田、左に工藤が入っています。2ボランチは藤井と宮本、左右のWBには白井と山根、2シャドーは右が木村、左が江坂、1トップにルカオが入る布陣です。3バックの左が鈴木ではなく工藤になっているのは単に工藤の調子が良いということなのだと思います。今季は大森が加わって3バックの争いが激化しています。それはチームにとっては良いことと感じます。

では、この試合のスコアです。


⚽失点の場面は、後半開始早々の時間帯で何となくチームが緩んでいたようにも感じます。カウンターでの失点というのはJ2時代からの課題でもあるのですが、流れによっては仕方ないこともあるので、それ以上に点の取れるチームになって行きましょう。
神谷の絶妙のCKを河野がファーで合わせて追い付いた場面は、会場全体に嫌なムードが流れていた時間帯だっただけに起死回生の一撃となりました。しかし、90分では逆転するまでに至らず、試合は「1‐1」で終了。ファジにとっては今季3度目、グランパスにとっても今季2度目のPK戦に突入しました。レナート・モーザーのPKストップがどのレベルなのかが未知数な上に、名古屋のGKは元日本代表のシュミット・ダニエルですから、このPK戦も厳しいものになると覚悟しました。
GKの内容からしたら、ほとんど読みを外されていたモーザーに対して、シュミット・ダニエルの方は読みがよく当たっていました。それでも結果が「5-4」でファジの勝ちになるのですから勝負の綾はどこにあるのかよく分かりません。これが「勝ちに不思議の勝ちあり」というものだと思います。

両チームのスタッツです。

この内容であれば、やはり90分で勝ちたかった試合であったと言えます。ボール保持に関しては、ファジがボールを持たされる展開になることが好ましくないので、相手の数字が上に来るのはむしろ狙い通りです。その他の項目はほとんど上回っているので勝点「3」が是が非でも欲しかった試合でした。
順位表です。


前節終了時と順位は変わりませんが勝ちがひとつついたことが大きいのです。次からはもっと地に足をつけた戦いができるように頑張りましょう。
京都戦は更に厳しい戦いを余儀なくされます。乗り越えた先に更なる高みが見えると思います。
では、JFE晴れの国スタジアムにて。よろしくお願い申し上げます。